《先住猫と新入り子猫》猫の気持ちを第一に!
こんにちはチャーリーです
今回は先住猫がいる場合の新入り子猫のむかえかたについて書きたいとも思います。
多頭飼いの注意点
先住猫がいて新しく子猫を飼う場合には色々と気をつけなければいけないことがあります。
対面は時間を置いてから
新しく子猫を家に迎え入れてすぐに先住猫と対面させるのはNGです。
この段階で子猫を傷つけたり威嚇したりすると恐怖感をおぼえ、共同生活はきびしくなっていきます。
新しく猫が家に来ると自分のナワバリに侵入してきたことになるので、先住猫は警戒と不安で大きなストレスを抱えます。
猫は別の部屋にいてもニオイでお互いの存在を感じることができるので最初の頃は部屋を別々にして、一週間を目安に少しづつ新しい猫の音やニオイに慣れさせるようにしてください。
先住猫を優先する
上下関係を作る
たとえば、ご飯は必ず先住猫に先に出す。
夜は先住猫も寝室で過ごしていたなら、仲良くなるまでは子猫を寝室に入れない。
一貫してこの態度を保つことで、先住猫には縄張り意識に対する安心が生まれ、子猫も自分が下位にいるのだと自覚してくれます。
先住猫に嫉妬をさせない
猫は嫉妬深い生き物です。
よくあることなのですが、先住猫を放っておいて子猫ばかりかわいがってしまうことはNGです。
カワイイから子猫ばかりをかまってしまうと先住猫は強いストレスを感じてしまいます。
食事や抱っこなど色々な面で先住猫の方を優先してあげるようにしてください。
2匹でいることに先住猫が慣れるまでは、子猫を飼い主さんが抱っこするだけでもストレスを感じてしまうこともあるので注意しましょう。
初対面のさせ方
大体の場合、先住猫が新入り猫に激しく威嚇をする事が多いので、初めての対面は5分程度で済ませます。
当たり前のことだとは思いますが飼い主さんは対面させてる間目を離さないでください。
威嚇はほとんどなく安心して対面させられるようになったら、それからは1日に5分、10分と決め、飼い主さんが見ていられる時間だけゲージから出して対面させます。
※ここでまた威嚇や攻撃が見られる事がありますので、あまりひどいようなら、またゲージ越しの対面に戻しましょう。威嚇もほとんどないという状態で数時間過ごせるようになるまで数日間同じように繰り返します。
どうしても相性が合わない場合
初めて対面してから一週間経っても威嚇してばかりでうまくいかない場合は、別々の部屋で飼うか新たな飼い主をみつける必要があります。
仲良く遊んだりしなくてもお互いに無関心な状態であれば同居は可能となります。
威嚇やケンカが絶えない状態なら同居以外の方法も考えなければいけません。
最後に
新しく家に来た子猫は先住猫にしてみれば自分のナワバリを脅かす侵入者でしかありません。
「一緒にいればそのうち仲良くなるでしょ」といった安易な考え方をしないでストレスが感じないように慣れさせてあげましょう。