《圧倒的果実感》エチオピアのコーヒー
こんにちはチャーリーです
今回はエチオピアのコーヒーについてご紹介します
サードウェーブコーヒーについて
それぞれのコーヒーに対してこだわった抽出方法を提供するお店が増え、多くはハンドドリップによってお客様に出すスタイルになっていったのが特徴といえます。
昔からある喫茶店でマスターが入れてくれるコーヒーも、サードウェーブに近い提供スタイルと言えるでしょう。
厳選したコーヒー豆を使用したり、こだわったハンドドリップでコーヒーを楽しむことがサードウェーブ文化の1つですが、中でも一度は味わってほしいのがスペシャルティコーヒー(スペシャリティーコーヒーについては下部の記事を参考にしてください)
味や香りはもちろんですが、現地での生産からお客様へ提供するまでの管理を徹底したコーヒーのことを言います。
サードウェーブコーヒーで最も特徴的なのが浅煎りのコーヒーの流行です。
その浅煎りのコーヒーの代表としてエチオピアを取り上げたいと思います。
エチオピアコーヒーの歴史
ヤギ飼いカルディのコーヒー発見説
エチオピアにカルディという一人のアラビア人ヤギ飼いがいました。ある日のことカルディは、自分が世話をしているヤギが牧草地に生えている灌木の実を食べると、騒がしく興奮状態になることに気づきました。そこで、近くの修道院を訪ねてこの不思議な話を伝えると、院長も不思議に思い、その実の効能を自ら試してみることにしました。茹でて飲んでみたところ、気分が非常に爽快になったのです。これに驚いて彼は夜の儀式中に居眠りをする修道僧たちにも飲ませてみることにしました。すると効果てきめん。弟子たちは居眠りもせずに勤行に励むことができました。やがて「眠らない修道院」の噂は国中に広まり、魔法の木の実が競って求められるようになったということです。</p >
コーヒーセレモニーとは
コーヒーセレモニーとはエチオピアの伝統的な習慣です。他者に対する感謝ともてなしの精神を表すものとして行われている。女性が執り行うものであり、エチオピアでは結婚前の女性が身につけるべき作法の一つとされている。冠婚葬祭の際や、大切な客を迎える際などに行われる。使われるポットやカップなどの茶器は女性が実母からや嫁ぎ先で代々受け継がれてきたものであることもある。客の前でコーヒーの生豆を煎るところから始め、3杯飲むことが正式であることから、1時間半から2時間以上かかる場合もある。
コーヒーの女王
エチオピアのコーヒー豆は世界最高の香りを誇るとも言われ、フルーティーで華やかな香りを持ち合わせています。味は上質な酸味を伴いコーヒーはフルーツからできているという事を感じられます。
なぜフルーティーな香りと味がするのか
それはコーヒー豆の生成方法にあります。
大きく分けてエチオピアのコーヒーの生成方法には
ナチュラルとウォッシュドがあります。
ナチュラル
コーヒーの実を収穫し、果肉がついたままそのまま天日に干して乾燥させる。
その分果肉の風味やジューシーさが凝縮されている。
ウォッシュド
コーヒーの実を収穫するが果肉の部分を洗い落として豆の状態にしてから天日干しにする。
透き通るようなあじわいになり、甘みが感じやすい。
オススメの飲み方
ペーパードリップやネルドリップで丁寧に抽出し、そのままストレートで飲むことをおすすめしますが、バリスタの技量や焙煎の度合いなどではラテにして飲むのもおすすめです。